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【12月1日から受付開始】2021 Resident Visa申請条件&ハチネッコのビザ経歴

皆さんこんにちは、管理人のハチネッコです。

ハチネッコは2021年12月現在パートナーシップビザを保有しています。

えっ、長いことニュージーランドにいるのにまだ永住権持っていないの?と疑問に思ったあなた。

ほんの数年前まで、永住権を獲得するのは簡単で、ハチネッコは専門学校を卒業した時点でJob Offerもあり申請できていたはずなのですが、いろいろあってタイミングを逃がし、いまだに獲得できていません。

今回は、新永住権申請プログラムが開始されることに伴い、申請に必要な条件と、現在のハチネッコのビザ情報も少しですが公開したいと思います。

<追記>2022年1月16日インド人彼と共にResident Visaを得ることができました

永住権獲得までの道

ハチネッコのビザ経歴

冒頭でも書いた通り、ハチネッコは現在Partnership Visaを持っています。

このビザは特に縛りはなく、どこでも好きなだけ働くことができます。

インド人彼はEssential Skills Work Visaです。

今までハチネッコ自身2012年から、Student Visaを5回、専門学校卒業時に発行されるPost Study Work Visaを2回、Work Visaを1回、Variation of Condition Visaを1回、Partnership Work Visaを3回保有してきました。

これについては今後また別の記事で。

そして、Skilled Migrant Category Resident Visa(SMC)のExpression Of Interest(EOI)を2020年1月に本申請して早2年がたとうとしています。

Skilled Migrant Category Resident Visa

Skilled Migrant Category Resident Visaとは、技術部門の居住権ビザです。

人材不足している分野で働いている人や、高スキルを持った人がこのビザを獲得するのに有利です。

費用は、EOI申請に$530、本申請に$2710かかりました。

それに加えて、現地のImmigration Adviser(Lawyer)を雇ったのでその費用も。

*2021年11月現在は、コロナウイルスの影響もあってEOI申請はストップしており、本申請の選別も大幅に遅れが出ています。

当初はSMCの待ち期間が6か月、12か月、18か月と伸びてきて、現在は24か月ととんでもなく長くなってしまっています。

ハチネッコ自身の周りで2019年11月に本申請をした人は少し前に永住権獲得でき、

2019年12月半ばから1か月ほどはホリデー期間で申請不可になっていたのでハチネッコのケースはもうすぐかと、首を長くしていたころに新しい2021 One-Off Resident Visaの情報が入ってきました。

2021 Resident Visa

2021 Resident Visa申請条件

9月末に突如発表されたこの2021 Resident Visa。

発表された前日の9月29日に特定のビザを所有又は申請済みでニュージーランド本土にいる人が対象となっています。

特定のビザとは、

  • Post Study Work Visa
  • Talent (Accredited Employer) Work Visa
  • Essential Skills Work Visa
  • Long Term Skill Shortage List Work Visa

等がありますが、残念ながらWorking Holiday VisaやStudent Visaは含まれておりません。

そしてさらに、これらの対象に当てはまる人は、次のどれか1つに当てはまらなくてはなりません。

  • ニュージーランドに3年以上住んでいる
  • 時給$27以上の仕事についている
  • 人材不足リストに載っている職業をしている

これらは9月29日時点の段階で満たされているかで判断されます。

このビザでは、パートナーや扶養内の子供を一緒に含むことができ、ニュージーランド国外にいても条件を満たしていれば可能です。

メディカルチェックも今回はLimited Medical CertificateもしくはX-rayでよく、過去3年以内に提出し異常がない方は免除されます。

無犯罪証明書Police Certificateは、特に大きな犯罪を海外で起こしてない限りは、INZがNZ内において勝手に調べてくれるので不要です。

申請に必要となる書類は、【2021 Resident Visa】NZ新永住権申請に必要な書類リスト一覧にて詳しくまとめております。そちらをご覧ください。

申請受付開始はいつから

申請受付は2グループに分かれて行われ、

2021年12月1日からは、9月29日時点でSMCまたはResidence from Work categoriesに申請済みの人、SMCのEOIに供養内の子供を入れて申請済みの人が、

2022年3月1日からは、そのほかの人ががこの2021 Resident Visaに申請できるようになります。 

One-offなので、申請締め切りは2022年7月31日、それ以降はありません。

心が痛んだ話

少し話はそれますが、インド人彼の、オークランドに住んでいる親友の話。

彼は少しシャイなとても優しいインド人で、2015年にニュージーランドに来て専門学校を経て調理師になります。

学校を出た後はフルタイムで仕事を頑張りますが、なかなか時給が上がらなく、永住権申請したくても年々条件が厳しきなっていくにつれ、ますますできなくなっていきます。

そんな彼、2021年8月ごろにカナダに行く決断をします。

その時は、カナダのほうが彼にとって永住権も取りやすく、ビザ取得のためLawyerに多額の金額を払いました。

そのほんの数週間後 2021 Resident Visa が発表されます。

彼はまだニュージーランドにいるので、3年以上住んでいる彼はこのビザでほぼ確実に永住権が取れるはずなのですが、なにせ、Lawyer費用がかなり高額だったみたいで相当なショックを受けており、

彼の状況を知っているハチネッコたちはとても心が痛くなった、

という話でした。

Immigration NZからメールが来た

さて、話は戻ります。

SMCの申請は済んでいたハチネッコたちのもとに、10月29日Immigration NZから2021 Resident Visaに関してのメールが届きました。

書いてある内容は上記とほぼ同じですが、それに加えて申請費用についてかかれていました。

トータルで$2,160。これには、アプリケーション費$1,330と税金$830が含まれます。

すでにSMCで費用を払っている人は、申請時にこの金額を払わなくてもよく、

一度プロセスされたときにSMCから申請を取り消しにすることで、そのお金が 2021 Resident Visaにまわり、差額が払い戻しされます。

この時、SMCの申請を取り消しにしたくない場合には、アプリケーション費$1,330を払わなければなりません。

これからはどうする

ハチネッコたちは、SMCがあともう少しというところですが、この新しい 2021 Resident Visaが登場したことにより、SMCのプロセス時間もまだまだ長くなるとよんでいます。

2021 Resident Visaのタイムフレームは最長12か月と書かれていますが、INZも今後しばらくこちら重視になっていくと思うので、12月1日に受付開始してからできるだけすぐに申請する予定。

ただ、ハチネッコたちのような人はもちろんたくさんいるので、INZサイトのサーバーが落ちないといいですね。
*結局受付開始時刻から数日間にかけて、かなりのアクセスが集中しINZサイトから申請フォームが開けなくなっていました。

みなさんも、申請条件に当てはまるのであれば、この1度きりの機会を逃すことなく早めに取り掛かれるように準備しておきましょう。